• 石狩青年会議所

石狩青年会議所 2019年度 理事長所信

石狩青年会議所
第37代理事長 尾山 直幸

2019年度 石狩青年会議所スローガン


~「心尊敬愛」の精神で結ぶ石狩~

<基本方針>
1.「心」 心でつなぐまちづくり
2.「尊」 PRIDE OF ISHIKARI
3.「敬」 JAYCEEらしく
4.共に育つ教育

■はじめに

1983年に全国で715番目に誕生した石狩青年会議所は、昨年35周年という大きな節目を迎えることができました。創立35周年記念事業におきまして、関係各諸団体並びに先輩諸兄の多大なるお力添えを賜り、盛大に開催できましたことを心より御礼申し上げます。 私は生まれも育ちも札幌ではありますが、友人の紹介で2015年に石狩青年会議所に入会し、諸先輩方が築き上げてきた運動や歴史に知らず知らずのうちに触れることで石狩を少しずつ学び、今では第二の故郷と呼べるほど石狩のことを心から愛するようになりました。昨年、北海道胆振東部地震など様々な災害が北海道を襲い全道各地に甚大な被害をもたらしましたが、被災の最中であっても、他者を思い、手を差し伸べあうそんな日本人らしい利他の精神を目の当たりにして私の心はより一層「自分が率先して人の為に行動しなくてはならない」と奮起させられました。助け合って苦難を乗り越えた人と人の繋がりは「情」であり「敬意」に繋がる。そして、それが人と人との「愛」となるのではないかと私は考えます。私が愛すべき石狩のために何ができるかを考えた時、石狩市民の連携をさらに密接にしていくことだと考えました。市外在住の私だから感じる、石狩を客観的に見る感性と、石狩市民にも負けない愛情で石狩に希望の輪を拡げ、市民の絆をより強固にしていく事が私の使命だと感じています。

■「心」〜心で繋ぐまちづくり~

現在石狩市では魅力溢れるスポーツが盛んに行われています。しかしバラエティーに富んだスポーツの中で地域全体が推しているスポーツは何かと聞かれたとき何と答えるでしょうか?地域全体が愛情、自信を持ち推し進めるスポーツをつくることが地域の活性化や心と心を通わせることにつながるのではないでしょうか。石狩市が「市民ひとり一スポーツ」と推奨しているように青年会議所も行政と連携を図り地域の活性化に邁進していく所存です。まずは我々が魅力ある情報を発信し市民を驚かせるような斬新な取り組みを行っていけば、自然と人が集まり市民に伝播していくと考えます。そして、それが取り組み成功への第一歩だと考えます。しかし、それだけでは本当の成功ではありません。私が思う成功とは、事業を通じて市民やメンバーの心がつながった時こそが本当の成功だと思うのです。心と心がつながる事は容易なことではありませんが乗り越える壁が大きいほど達成感や絆が深まると考えます。積極果敢にチャレンジしていきましょう。我々はまだまだ若く未熟な人間です。苦境に陥ったり、頓挫してしまうこともあるでしょう。しかし、失敗で失うものより挑戦によって得られるものを大切に、少しずつでも確実に沢山の心を紡いでいこうではありませんか。

■「尊」〜PRIDE OF ISHIKARI~

地域の人口減少、人口の流出が進む中、石狩に人が残らない理由は地域に魅力がないのではなく本当の魅力を発信できずに故郷を尊べない若者が増えているからだと思います。私は、わがまちの本当の魅力を発信し各自が当事者意識を持つ時こそが人口の流出を防ぎ、魅力ある人財を石狩から輩出することで人口増加につながるのではないかと思います。そのためにはプロのスポーツ選手を石狩から多数輩出することが一つの手ではないかと考えます。まずは、地域や行政と連携を図りながら、子どもたちが幼少期、少年期から質の高い意図的な練習ができる環境づくりが必要と考えます。地域、企業が一丸となり未来の子供たちの育成を応援していきたいと考えます。石狩からプロスポーツ選手やオリンピック選手の輩出を目指し行動するということは人口減少が進む石狩市に於いては必須事項だと考えます。将来的に石狩からプロスポーツ選手が多数輩出されるようになれば自然と若者が集まり石狩を尊び離れなくなり過疎化を食い止められると考えるからです。さらに石狩市の人口が増えまちを尊ぶ人財が増えれば青年会議所の会員拡大にもつながると考えます。今こそ我らが立ち上がり愛すべきまちのために魅力ある人財育成を実践しまちの誇りを呼び覚ましましょう。

■「敬」〜JAYCEEらしく〜

我々が青年会議所運動を継続できている背景には多くの先輩諸兄が時間と労力を費やし、未来のために歩みを止めず築いてこられた歴史があるからです。その運動や歴史を決して汚すことなく、より一層輝かせ発展させていく為には私たち一人ひとりが私生活を含む全ての言動や立ち振る舞いを見直し、このまちのリーダーとして相応しい行動をしていかなければなりません。真のリーダーとなるためにはまず「人間力」を高める必要があると考えます。人間力を高めるためには、「人を敬う心」「人を認める心」「人を正しい方向性に導く力」が必要となります。また、しっかりとした「礼に始まり礼に終わる」といった「礼儀礼節」の精神が備わることも条件と考えます。現在、様々な職種や個性溢れるメンバーが在籍し、日々「奉仕」や「修練」を通じ、お互いの友情を育んでいます。しかし、今以上に個人、または組織として成長していくためには改善していかなければならない部分もあります。現状では事業を構築していく中で、互いを認め合わずに「不平不満」が蔓延ってしまい、自分本位の考えに偏ることが多々見受けられます。今の自分に慢心することなく、「人を認める力」が何より大切だと考え、一人ひとりが「JAYCEE」として真のリーダーになってもらえるよう、今一度自分を見つめ直し、「敬意」と「感謝」の気持ちを胸に自他共に成長していこうではありませんか。明るい新時代を築くのは真のリーダーとなる我々「JAYCEE」の使命なのだから。 

■「愛」〜共に育っていく教育〜

「子どもが1歳なら親も1歳で無理して背伸びや虚勢を張る必要はない」

「子どもと一緒に成長していけばいい」

「親も毎日が新しいことの連続で子どもから学ばせてもらうことがたくさんある」

「子どもと一緒に成長していけばいい」

小中学校の、教育内容の基準が段階的に変化していき幼稚園の「教育要領」と小中学校の「学習指導要領」が2017年3月に改訂され2021年度までに全面実施されるといわれています。しかし子どもたちの学びの内容が変化していっても「共育」の内容に変化はありません。私が思う「共育」とは、親や教師のような指導者となる立場の人間が自分の知識や経験で子どもに教えることに加え、愛情をもって子どもに寄り添い、大人も子どもも「気づき」を共有し、共に成長していくことこそが私が考える「共育」です。また、幼児教育の段階から原体験を通じ、親や教師と共に学び触れ合うことで子どもの自然な笑顔を引き出し自然と生きる力がついていくと考えます。「共育」に不正解はあっても正解はありません。私たち大人が子どもたちのために何ができるかを最善最速な方法で模索し、子どもたちの明るい豊かな未来の実現に向けて全力でぶつかっていこうではありませんか。

■最後に

今年度、第37代理事長務めるにあたりスローガンを『情~「心尊敬愛」の精神で結ぶ石狩~』とさせていただきました。「友情」「愛情」「情熱」「温情」「哀情」「厚情」など様々な感情を表す言葉として使われる「情」ですが、私は昔から「情がないところにつながりはない」と考え仕事や、家族、仲間に向き合ってきました。2019年度の石狩青年会議所はメンバーに「情」という一文字を念頭に置き仕事や、家族、仲間に全力で向き合ってもらいたいと思います。私が、このような大役を務めさせてもらう以上、メンバーには絶対後悔はさせません。「2019年度が一番良かった」とメンバーに言わせる理事長となります。

市民や地域と「心」でつながり、

先人や親を  「尊」敬し、

仲間や同僚を「敬」い、

後輩や家族に「愛」情をもってJAYCEEらしく突き進んでいきましょう。